冬景色 NO1波切灯台  志摩市大王町波切

 令和02年12月14日

志摩の冬景色NO1 志摩市大王町波切
         令和2年12月14日
志摩市出身のアマ写真家「泊 正憲」氏の写真展に友人と出かけた。スペイン村のフラメンコダンサーを追った作品群、その迫力に深く感動を受けての帰り道海岸沿いの一角に車を止めて灯台を目指して歩いた。熊野灘と遠州灘を望む岬の灯台、、、くねくねした石の道、岬の先端に立つ白亜の聖堂のような灯台を目指して息を切らしながら懸命に歩いた。真っ青な空と太平洋を背景にした目にも鮮やかな白さ、冠状の頭部を持った調和のとれた建物にしばし見ほれる。若さを失ったからだに鞭打ちながら二人でてっぺんまで登った。静かな強さもって日光がまわりをてらしている。風景画家が好んだという群青の海、、、海にはきっと人の心の扉を開く力があるのかもしれない。そんなことを思いながら故郷の風景とそこに生きる人々に思いを馳せた小さな旅だった。

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