春色を求めてあおさのりの収穫
南伊勢町五ヶ所湾  令和4年2月1日


昨年初冬、種付けをする景色を撮影に行ったその場所を再び訪ねた。少しづつ春の足音が聞こえるような気がして思いは外へ向かう。
岸壁を歩いていると一組の釣り人に出会った。「何が釣れるんですか?」と私、、、「何も釣れないのさ。糸を垂れているだけで気
持ちが落ち着くのよ。普段は短気なのにね、、、」と彼ら、、しばし世間話などで時間をつぶした。自然の中に身を置くと私達人間
は、何か活気が体に満ちてくるのを感じる。青い空、降り注ぐ陽光、動く雲、流れる風、、、小さな流れや池に冬鳥の遊ぶのを見る
こともある。私達は自然に抱かれて心を育て、命をつなぎ人間らしい人間になっていくのでしょうね。
大空を飛ぶ鳥の姿を求めてしばし心を遊ばせているとコロナ禍のことも忘れてとてつもなく尊い時間を持てた幸せに浸った半日だった。

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