追儺の祭りと菜の花いつきのみや体験館周辺
多気郡明和町斎宮 令和4年12月18日

平安時代宮中で大晦日の夜に行われた行事でその起源は中国の目に見えない鬼(悪鬼、悪霊)をおいはらう「儺」という祭りに由来しているという。ここ「いつきの宮体験館」で、本日寒風の中「それぞれの心に潜む目に見えない鬼を追い払い新しい年に幸多かれ」と願いを込めた儀式がおこなわれた。(パンフレットを参考)アマチュアカメラマンも沢山集い一瞬古の世界へ誘われた。
帰り会場から遥か彼方に見える黄色を目指すとそこは菜の花が満開を迎えていた。人間は同時に2か所以上に身を置くことは出来ないが心はいつも羽をはやしている。その羽を強く大きく広くするかどうかで人生の幸福の度合いが違ってくるのではないか?
小さな花に目を止めるだけで、何かが癒される。心のゆとりはその花からのプレゼントだと思っている。菜の花の横にはピンクの山茶花がたわわに咲き誇っていた。

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