新春の景色NO8 「ノット正月」   鳥羽市国崎町 前の浜

令和5年1月17日

江戸時代から続く伝統行事で「国の無形民俗文化財」に指定されている。地元の海女をはじめ各家から必ず一人は参加して大漁と安全を又悪霊を追い払うとして木の膳に魔除けの言葉を書いた「ツメの札」、赤飯、なます、酒などを入れ波打ち際で手を合わし祈るという正月行事の一つだそうです。ちなみに「ノット」とは「祝詞」がなまったと伝えられている(毎日新聞より)。今朝私は時間より早く現地入りをして鎧岬の灯台まで足を延ばした。長く近くに住みながら初めての経験ばかりであり特に今日は中学時代の同窓生や後輩に会い卒業以来初めて出会えたことがセピア色の思い出をよみがえらせ彼女たちの姿から豊かな自然とともに自然な姿で長く生きてきているように思えてとても幸福感に包まれた一日であった。

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