季節の花だより「ふじ3」 津市かざはやの里 140匹の鯉のぼりビルの谷間に泳ぐ県総合文化センター
令和6年4月26日
 


青空を期待したが終日曇天で残念な日だった。大型連休の混みようを予想してその前に出かけた。「かざはやの里」の藤はまさに見頃で花の種類も多種で垂れ下がったシャンデリ風の花はどの場所も見事に咲き誇り圧巻であった。帰り津まで足を延ばし総合文化会館へ、、、、風がなく140匹もの鯉が勢いよく泳ぐ姿は見られず少し残念ではあったものの充分心を満たされたひと時であった。「鳩も来て、空を舞え舞え、こいのぼり」 実父が長男の初節句に作ってくださった俳句でこの時期になると必ずこの句と父と息子の顔が浮かんでくる。列島に春の花が咲き継ぐ季節、花々の傘の下で清遊の時を過ごしたい。花々や木々がひそやかに語りかけてくるその言葉に心の耳を傾ける時があっていいのではないか?


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